コンソーシアムメンバー紹介「WILLER株式会社」
コンソーシアムメンバーについて
丹後を訪れる方にこれまでの観光よりさらに深く地域を知り、継続的につながるきっかけとしての体験や研修プログラムづくりに向け、さまざまな事業者や団体で構成されるコンソーシアムが立ち上がりました。
丹後リビングラボは、このコンソーシアムのメンバーとともに、新たなつながりから、よりゆたかな「働き方」や「暮らし方」ができるまちづくりを目指すとともに、事務局として地域内に必要なしくみを整え、活動をサポートしていきます。
Community Mobility株式会社(WILLER×KDDI合弁会社)
※相乗り交通サービスmobi(モビ)は2022年4月1日からWILLER株式会社からCommunity Mobility株式会社(WILLERとKDDI合弁会社)にて事業を開始しました
昆野 彩(Aya Konno)
1.どんな事業に取り組んでいますか?
WILLER株式会社では主に、5つの事業を行っています。
・mobi




・WILLERトラベル:日本全国のフェリーやバス、鉄道などの予約・決済ができるポータルサイトの運営
2.事業の中で大切にされていることは?
公共交通機関が少ない地方において移動格差をなくし、ご高齢の方、お子様、障害を持った方など全ての人の移動を便利にしていくことを大切にしています。
また、その上でテクノロジーの技術を活用し、人手不足や環境問題を解決するための取組も行っています。
3.丹後リビングラボと連携して今後どのような新しいチャレンジや取り組みをされたいですか?
まずは京丹後市に来てもらうためのきっかけとして、WILLERの強みであるアクセスをご活用いただければと思っています。
京丹後に関する情報を聞けるガイドや、景色をオープンルーフで楽しんでいただける観光バスなどにより移動中も楽しんでいただけるような仕掛けをご用意したいです。
現地での移動手段としては弊社のAIオンデマンドサービス「mobi」を利用していただき、移動中も快適に観光を楽しんでいただければと思っております。
また、食が豊かな京丹後にはこの土地ならではの特産物が多くありますが、これらの商品の発信の仕方が分からない生産者さんも大勢いらっしゃいます。
そこで、レストランバスのツアーでは生産者さん自らバスに乗り込んでいただきお客様と交流をしてもらうなど、魅力を発信してもらえる場となるよう心掛けて企画をしています。
丹後リビングラボでは、これらの企画をモニターツアーなどにより実証し、商品化に繋げていける機会をつくっていただきたいです。
4.今後どんな事業者・団体とコラボしたいですか?
現在観光コンテンツとして食が特にお客様から注目されているため、京丹後の食関係の事業者と連携して旅行商品の開発をしていきたいです。
また、レストランバスでガイドとして地域の歴史や文化、暮らしなどについて語っていただける方にもご協力いただけるとさらに面白くなるのではないかと思っています。
5.今後京丹後にどんな場所になってほしいですか?
「全国で一番豊かな働き方や暮らし方が出来る場所」
地方=働き方の選択肢が少ない、社会に出て働く上での知識や経験が十分に得られない というマイナスイメージを持たれることが多いですが、
コロナ後、世間で働き方や暮らし方に対する価値観が大きく変わったことにより、都会以上に自由な暮らし方や個々ならではの経験や学び、暮らし方ができる地方は現在注目されつつあると思います。
京丹後市でもこの地ならではの魅力をもっと引き出すために、まずは住んでいる人に誇りを持ってもらい、町全体で盛り上げて自慢出来るものを皆で作り上げていくことが重要だと感じます。
6.丹後リビングラボに期待していることは何ですか?
まずは、ここでしかできない体験や魅力を発信するためのきっかけを作っていただきたいです。
様々な人が連携したコンソーシアムを通して、お客様に継続的に来てもらえる仕掛けづくりを一緒にやっていければと思っております。