丹後半島 アニミズムと衣服の源流へ 〜1300年の時を織る、絹の巡礼の旅〜

あなたが今日、身に纏っているその服。
それは単なる“モノ”でしょうか。
かつて衣服は、自然と身体をつなぐ「神聖な装置」であり、
生命を守るための「祈り」そのものでした。
森があり、川や海が流れ、植物や動物が育まれる。
地球の生態系という仕組みの中で、人は自然と関わりながら衣服を生み出してきました。
その壮大な歴史のなかには、
現代人が忘れかけている「生命への祈り」が織り重なっています。
絹の文化が息づく、丹後半島へ

京都最北端、海と山が深く交わる丹後半島。
ここには1300年以上途切れることなく続く絹織物の営みがあります。
日本海から運ばれる湿気、豊かな森と清らかな水、
そして職人の手仕事。
悠久の時のなかで、数えきれない生命が織り込まれてきたこの土地で、
私たちは「衣服の原点」と出会います。
一着の衣服はモノかもしれません。
しかしそこに、生命のつながりの物語を感じられたとき、
それは“生きる本質”へと変わります。
本プログラムについて
本ツアーでは、
- 丹後ちりめんを支える織元の工場見学
- 羽衣天女伝説の地・乙女神社の訪問
- 初期ちりめんが奉納されている禅定寺
- 渡来人の痕跡が残る立岩散策
- そして一年に一度のみ執り行われる
蠶織神社 祈願祭「丹後織物禊の儀」への特別参列
という特別な体験をご用意しています。
普段は立ち入れない聖域で、
神話と現実が交差する瞬間に立ち会う。
それは、あなたの“衣服”へのまなざしを、
そして人生観をも静かに変えていく体験となるはずです。
ぜひ三日間、ご一緒しましょう。
主な訪問先
⬛︎糸あそび
ハイブランドでも重宝されている与謝野町の織物工場。
独自性のある織技術、他の産地には出来ない生地作り、そして丹後独特の織り・撚糸の技術に加え、様々な糸種と染をミックスした付加価値の高いテキスタイルを企画。


⬛︎田勇機業
世界でも貴重な湿式八丁撚糸機を持つ、老舗の丹後ちりめん織元。日本の伝統着物産業を支える屋台骨であると同時に、世界に向けて日本の絹織物を発信中。シルクサウナハットは田勇さん提供。


⬛︎かや 山の家
里山の原風景の中にぽつんと佇む古民家民宿。
手作りのジビエ料理や季節の豪華な夕飯と、とても安心感のある和食朝食。 大満足の一夜を過ごせる民宿です。



⬛︎禅定寺
丹後ちりめんの創始者、絹屋佐平治が300年前に初めて織ったちりめんとされる「縮み布」が奉納されている臨済宗のお寺。日本遺産。
目の前には清流の小西川が流れ、 禅定寺米も作られています。


⬛︎蠶織神社
境内の織物の神様を祀る蠶織神社は日本遺産「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」の構成文化財。毎年3月の蠶織神社祈願祭で選ばれた織元が生地を織る、特別なおみくじが売られています。
今回はその1年に一度開催される、祈願祭へ特別に参加させていただきます。



⬛︎守源旅館
祈願祭の後は織元さんたちと一緒に守源旅館の宴会場にて宴会へ。
その後、そのまま宿泊します。
美しい佇まいの旅館、心地よい和式の客室、大浴場。そして何より美味しいご飯。
丹後に来たら一度は宿泊したい旅館です。



⬛︎羽衣天女伝説・天野の里、乙女神社
日本で一番古い羽衣伝説が生まれた場所へ。天女は丹後の村にお米やお酒作り、養蚕、そして機織りを伝ました。羽衣天女は稲作や絹織物で村を裕福にした後、豊受大神として祀られることとなりました。
現在は伊勢神宮の下宮にてお祀りされていますが、乙女神社では絹織物の発展に貢献したと言われている天女の娘が祀られています。

⬛︎立岩散策
晴れていれば美しい夕日が見れます。当日は夕日の時間ですが、お昼に行くと丹後ブルーと呼ばれる、美しい海の色が見られます。
周辺には古墳をはじめ、渡来人がここにたくさん渡ってきたであろう痕跡が多数残ります。ここから見渡せる日本海は丹後に良質な水と湿気をもたらす、文化の母でもあります。

⬛︎MORI WO ORU染色ワークショップ
田勇機業のサウナハットやシュシュをワークショップで染色体験。何を染めるか、アイテムは選べます。
(モニター価格:シュシュ 1,000円、サウナハット3,000円で購入可能)


実施概要
- 日程:2026年3月19日(木)〜21日(土)
- 集合解散:京都駅
- 定員:8名限定
- 主催:森を織る × 丹後リビングラボ
参加費
プログラム参加費(モニター価格)
早割:26,000円(税込)
通常:29,000円(税込)
※交通費・宿泊費・食事代等は別途必要
※詳細はPeatixページをご確認ください
詳細・お申込み
詳細スケジュール、費用内訳、キャンセルポリシーは
Peatixページにてご確認ください。
▶︎ お申込みはこちら
https://moriwooru-20260319tango.peatix.com/view
旅の案内人

小森 優美
ファッションデザイナー/株式会社森を織る 代表取締役
日本の絹織物文化を通して、人と自然の生命のつながりを再生する活動を行う。

長瀬 啓二
一般社団法人Tangonian 代表理事/丹後リビングラボ代表事業者
「暮らしと旅の交差点」をテーマに、丹後をフィールドとした共創型プログラムを実践。



