2023.12.1

若手ベンチャーTONGS×かぶと山キャンプ場 共創イベント初開催

「クラフトマンズキャンプinかぶと山キャンプ場」が開催されました

鷹匠による鷹ショー

かぶと山に11社のブランドが集結

 2023年11月18日(土)・19日(日)の2日間にわたり、かぶと山キャンプ場&虹の家にて「クラフトマンズキャンプinかぶと山キャンプ場」が開催されました。

 本イベントは京都・大阪のガレージブランドや、京丹後のものづくり企業がそれぞれ開発したアウトドア製品を展示し、実際に体験や実演をしてもらいながら販売する、あるいはオーダーメイドの製品を受注するというもの。

 また丹後王国さんのクラフトビールやLEOPARさんのハンバーガー、コッペガニが丸ごと入った郷土食「こっぺ汁」など丹後の食を楽しめるイートインブースも併設し、カップルや親子でも楽しめるカジュアルなイベントになりました。

 

 18日(土)は、天気があいにくの雷雨で気温も9℃と寒かったこともあり、急遽キャンプ場に隣接するコワーキングスペース「かぶと山虹の家」内に会場を急ごしらえで設営対応。悪天候ながら舞鶴や姫路など市外遠方含む多くの方にご来場いただきました。

焚き火台に興味を示すお子さんたち
出店者の小嶋庵さん

 19日(日)は打って変わり、晴天で気温も20度近くまで上昇するポカポカ陽気。

 ペグに着目しクラウドファンディングで子どもでも扱えるペグの開発を進めるCHILD COREさん、地元機械金属加工を手掛ける(株)タムラさんのデザインにこだわった焚き火台の展示や、宇野さんのロケットストーブを使用した実演商談、鷹匠カフェことひさんによる鷹ショー、オレンジフェイスさんによるワークショップ、SORA牧場のチーズたっぷりのピザを窯で焼き上げる体験販売など、屋外会場のあちこちで様々な体験イベントが催され、多くの来場者に楽しんで頂きました。

来場者の声

 ロケットストーブの現物を見に来られた方は、「前からロケットストーブを購入しようか迷っていて、今回現物が見られるということで来てみました。ホームページの画像だけでは伝わりづらいサイズや素材の感じがわかるし、実際に薪を燃やして使っている所を見せてもらうと迫力がすごいです。

 製造している宇野さんともお話ができたことも楽しかったです。ロケットストーブの使い方だけでなく、宇野さん自身が70歳を前に一念発起し、それまで稼業だった機織り事業を廃業してロケットストーブ製造事業を始めたお話など、大変面白い話を伺いました。79歳とは思えないバイタリティーあふれる方ですね。」とのこと。

オレンジフェイスさんによるワークショップを楽しむ子どもたち
お父さんとピザの窯焼き体験を楽しむお子さん
コッペガニがまるごと入ったコッペ汁

イベント開催のきっかけ

 かぶと山でこのようなアウトドアイベントが開催されるのは初めて。きっかけは本年7月に丹後リビングラボが開催したプログラム「関西の若手ベンチャー 京丹後に」に合同会社TONGSが参加していたことでした。

 合同会社TONGSはガレージブランドのブランディングやイベント企画を手掛けるベンチャー企業で、ちょうど施設管理者NPO法人かぶと山ふるさと会からかぶと山全体のプロモ―ションについて相談を受けていた丹後リビングラボが両者をつなげて、本企画がトントン拍子で進みました。

 また、本企画を進めるうえで地元の農家や飲食店、地域おこし協力隊や京丹後市ふるさと創生職員、キャンプ場近隣にオープンした大手アウトドアブランドショップなど地域のキーパーソンを巻き込み、地元全体でイベントを盛り上げるような仕掛けも施しました。

 最終的に初開催にも関わらず200名を超える来場につながりるとともに、参加事業者間の交流も図られ今後のビジネス共創が期待できるようなイベントとなりました。

事業者同士で協力してイベント準備
イベント終了後、宇野さんのロケットストーブを囲んで交流を楽しむ

次回の開催に向けて

 今回のイベント成功を受けて、次回はもっと多くのガレージブランドや食ブランドの出店や、ドラゴンカヌーやEBIKEの体験プログラム、大手のアウトドアブランドとのコラボレーション企画など、みんながワクワクするようなアウトドアイベント開催を仕掛けていきます!